『軍事史学』 第41巻~第50巻 詳細

・通巻161・162号合併号 第41巻 第1・2号(2005年 6月)     
 
<特集・日露戦争(二) --戦いの諸相と遺産-->
 
(序言)日本近現代の中の日露戦争、そして世界の中の日露戦争 黒沢 文貴
(巻頭言)日露戦争―100年の後に―

I.ニッシュ/等松 春夫訳

   
(第一篇 戦場の諸相)  
歴史的展望の中の日露戦争 H.P.ウィルモット/小谷 賢訳
(研究ノート)遼陽会戦と松石安治―殲滅戦の挫折― 篠原 昌人
戦場の食―日露戦争における日本陸軍の糧秣体系― 藤田 昌雄
戦場に響いた楽の音―日露戦争と陸海軍軍楽隊― 谷村 政次郎
「奇襲断行」か「威力偵察」か?―旅順口奇襲作戦をめぐる対立― 相澤 淳
(研究余滴)日露戦争における海軍戦時教育 岩橋 幹弘
(研究ノート)日露戦争におけるウラジオストック巡洋艦戦隊の作戦 V.L.アガーポフ/堤 明夫訳
(解説)アガーポフ論文への補論 堤 明夫
ロシア陸軍の満洲作戦 D.シンメルペニンク/横山 久幸訳
(史料紹介)「明治37年5月1日-38年12月31日攻城工兵廠陣中日誌」 白石 博司
   
(第二篇 戦争と社会)  
戦時下の市民生活―京都の場合― 竹本 知行
日露戦争と仏教思想―乃木将軍と太田覚眠の邂逅をめぐって― 松本 郁子
 (研究ノート)在日ロシア軍捕虜に対する社会民主党の反戦活動  タチアナ・N・ヤスコ/松本 郁子訳
(研究余滴)アメリカとグァム、そして日露戦争 D.A.バレンドーフ/佐伯 康子訳
   
(第三篇 戦争の遺産)  
明治期日本の国家戦略における日清日露戦争とその帰結 S.C.M.ペイン/荒川 憲一訳
南満洲の獲得―小村寿太郎とその権益認識― 藤田 賀久
(研究余滴)出来すぎた伝説―奉天からタンネンベルクへ― 大木 毅
歩兵中心の白兵主義の形成 原 剛
日露戦争と「総力戦」概念―ブロッホ『未来の戦争』を手がかりに― 等松 春夫
   
(第四篇 日露戦争研究)  
日本語文献目録 末吉 洋文、北野 剛、編集委員会
   
(あとがき) 等松 春夫
   
 
 
 ・通巻163号 第41巻 第3号(2005年12月)  
   
(巻頭言)「白村江の戦い」 林 吉永
蔚山籠城戦から読み解く日本軍の火器の問題 佐藤 和夫
(研究ノート)中国国民党中央宣伝部と外国人顧問--1937-41-- 中田 崇
(研究ノート)日本海軍練習航空隊の増設と太平洋海空戦 糸山 東一
(研究ノート)残留日本兵のみたインドネシア独立戦争--「ラフマット・小野コレクション」をめぐって-- 林 英一
(研究余滴)セイロン作戦の一考察--英側はいかにしてセイロン島来攻情報を入手したか-- 横谷 英暁
(書評)小谷賢『イギリスの情報外交--インテリジェンスとは何か--』 奥田 泰広
(書評)東京湾第三海堡建設史刊行委員会『東京第三海堡建設史』 淺川 道夫
<私家版情報コーナー>大澤喜三郎翁 解説・監修 加藤勉『日露戦争陣中日誌--看護兵の証言--』  
<私家版情報コーナー>高橋久志編『クックス博士の歩んだ路--The Road Taken by Dr. Alvin D. Coox--』  
   

・通巻164号 第41巻 第4号(2006年3月)  
   
<特集・戦争とジェンダー>  
   
(巻頭言)「藤田継雄『欧米の軍制に関する研究』について」 根無 喜一
特集「戦争とジェンダー」に寄せて 黒沢 文貴
   
お国の母?--太平洋戦争時代の日本の女性と労働-- ジャネット・ハンター(平川幸子訳)
性の国家管理をめぐる占領期日米関係--アメリカの海外軍事進出とジェンダー-- サユリ・ガスリ=シミズ
イギリス軍における女性兵 フィリップ・トウル(永本義弘訳)
(戦史史話)本土防空通信に任じた女子通信隊員 原 剛
(書評)佐藤鉄太郎『蒙古襲来絵詞と竹崎季長の研究』 佐藤 和夫
軍事史関係資料館探訪(40)呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 戸高 一成
   

・通巻165号 第42巻 第1号(2006年6月)
<特集・幕末維新軍制史>
(巻頭言)「維新期の兵制」 鈴木 淳
維新建軍期における「兵式」問題 淺川 道夫
大村益次郎の建軍思想--「一新之名義」と仏式兵制との関連を中心に-- 竹本 知行
丹波山国隊の兵式と編成 前原 康貴
(研究ノート)房総諸藩の兵制改革--幕末・明治初期を中心に-- 山本 哲也
(研究ノート)山県有朋の「利益線」概念--その源泉と必然性-- 村中 朋之
(研究ノート)一九二九年中ソ紛争の「衝撃」--満州事変直前期における日本陸軍のソ連軍認識-- 種稲 秀司
(書評)野邑理栄子『陸軍幼年学校体制の研究--エリート養成と軍事・教育・政治--』 高野 邦夫
軍事史関係史料館探訪(41)八甲田山雪中行軍遭難資料館 太田 弘毅
 
 
・通巻166号 第42巻 第2号(2006年9月)  
   
(巻頭言)「戦争終結の態様」 庄司 潤一郎
第二次世界大戦の日本人戦没者像--餓死・海没死をめぐって-- 秦 郁彦
国防軍潔白論の生成--米軍「Historical Division」企画との関連において-- 守屋 純
日清戦争後の清朝海軍の再建と日本の役割 馮 青
豊臣政権下での兵站整備とその限界--西欧との比較から-- 久保田 正志
(研究ノート)勝海舟の海軍論形成--建設と費用の循環理論-- 金澤 裕之
(研究ノート)再考・済南事件 宮田 昌明
(研究余滴)日露戦争と戦場の諜報戦--「発信原稿 満洲軍参謀部諜報部」の再発見-- 長谷川 怜
(書評)小池聖一『満州事変と対中国政策』 佐藤 元英
(書評)中島信吾『戦後日本の防衛政策--「吉田路線」をめぐる政治・外交・軍事--』 植村 秀樹
軍事史関係史料館探訪(42)フランス国防省歴史文書館 濱口 學
   

 ・通巻167・168合併号 第42巻 第3・4合併号(2007年3月)  
<特集・PKOの史的検証>
PKO―歴史研究の「新領域」― 高橋久志
巻頭言
PKOの史的検証 五百旗頭眞
『PKOの史的検証』刊行によせて 明石康
PKO十五年に思う ―今後の国際平和協力活動のために克服すべき課題について― 西元徹也
特別寄稿
冷戦終結前後の国連平和維持活動の展開 ―私的な回想― サー・マラック・グールディング
(等松春夫訳)
第一篇 国際政治とPKO
PKOの起源:國際聯盟レティシア委員会 (一九三三~三四年) 臼杵英一
イギリス・コモンウェルス関係とPKOの成立と変容 ―パレスティナ・カシミールからコソボ・東ティモールまで― 小川浩之
〈研究ノート〉コンゴ国連軍の影 ―ハマーショルドの死因についての一仮説― 三須拓也
〈PKO経験者の証言①〉現代 国連PKOの設立・運営をめぐる政治力学 ―ハイチPKO(MINUSTAH)を一例に― 須田道夫
第二篇 日本とPKO
池田・佐藤政権期の「国際的平和維持活動」参加問題 ―コンゴー動乱・マレイシア紛争と自衛隊派遣の検討― 入江寿大
カンボジアPKOと日本 ―「平和の定着」政策の原型― 村上友章
〈PKO経験者の証言②〉現場の誇り ―UNTAC派遣自衛隊指揮官の回想― 渡邊隆
〈PKO経験者の証言③〉カンボジアPKOと広報活動 太田清彦
〈PKO経験者の証言④〉防衛駐在官からみた中東と自衛隊 小嶋信義
第三篇 理論と法
平和の維持から支援へ ―ドクトリンから見た平和支援活動の生成と制度化― 青井千由紀
〈PKO経験者の証言⑤〉海上自衛隊が参加した国際平和協力の法解釈 児島健介
平和維持軍と国際刑事法 ―連合王国陸軍軍法会議の事例を踏まえた比較法的考察― 幡新大実
PKOの任務拡大と正統性確保 ―領域管理を題材とした問題提起― 山田哲也
第四篇 現在から未来へ
冷戦後における国連平和維持活動の変容とその改革問題 斎藤直樹
〈PKO経験者の証言⑥〉ゴラン高原からイラクへ ―一自衛隊指揮官の中東経験― 佐藤正久
〈PKO経験者の証言⑦〉東ティモールにおける自衛隊の活動 川又弘道
ソマリア紛争における国連の紛争対応の「教訓」 井上実佳

・通巻169号 第43巻 第1号(2007年6月)
《巻頭言》「歴史における可能性」 三宅正樹
米英両国の国共内戦認識の相違 ――一九五〇年代における「二つの中国」問題の再検討―― 池田直隆
《研究ノート》「長閥」の数値的実態に関する一考察 ――「二葉会」による長州人陸大入校阻止について―― 堀茂
《研究ノート》警察予備隊の変貌 ――コンスタビュラリーから防衛部隊へ 渡辺雅哉
植村秀樹
《研究ノート》旧満州虎頭要塞の調査報告 辻田文雄
《研究余滴》江川文庫所蔵の台場模型について 淺川道夫
《研究余滴》人事記録・聯合艦隊司令部 ―山本・古賀司令部―― 横谷英暁
《書評》太田秀春『朝鮮の役と日朝城郭史の研究』 佐藤和夫
《書評》斎藤聖二『北清事変と日本軍』 菅野直樹
《戦跡探訪》鳥羽・伏見の戦い(鳥羽編) 竹本知行
軍事史関係史料館探訪(43) 開陽丸青少年センター 太田弘毅

・通巻170号 第43巻 第2号(2007年9月)
<特集・戦争とジェンダーⅡ>
《巻頭言》「軍事史研究の座標軸」 影山好一郎
第一次世界大戦中の日本赤十字社による英仏露国への救護班派遣 河合利修
キッチンをめぐる戦争―冷戦とジェンダー― 飯倉章
軍用動物たちの戦争史 秦郁彦
ロンドン海軍会議における主力艦制限先議問題 高杉洋平
戦間期における日本海軍の海上交通保護問題認識 坂口太助
《研究ノート》朝鮮戦争とイギリス―英軍派遣をめぐる思惑― 岡田志津枝
《史料紹介》鵜沢総司「明治三十年児玉源太郎清国視察随行日記」 鵜沢家文書研究会編
《書評》三宅正樹『スターリン、ヒトラーと日ソ独伊連合構想』 守屋純
《書評》奈倉文二・横井勝彦編著『日英兵器産業史―武器移転の経済史的研究―』 横山久幸
軍事史関係史料館探訪〈44〉ワルシャワ蜂起記念館 渡辺克義
第四十一回(平成十九年度)軍事史学会年次大会報告

・通巻171・172合併号 第43巻 第3・4合併号(2008年3月)
<特集・日中戦争再論>
まえがき 高橋久志
巻頭言
多様化する日中戦争研究 波多野澄雄
特集にあたり
日中戦争の多角的再検討 等松春夫
第一篇 華北から南京へ―戦争の起源と拡大―
《特別寄稿》日ソ相互牽制戦略の変容と蒋介石の「応戦」決定―再考 1935年における中日ソ関係の転換過程― 鹿錫俊
冀東貿易をめぐる政策と対中国関税引下げ要求 藤枝賢治
日中戦争における短期決戦方針の挫折 服部聡
《研究ノート》朝鮮戦争とイギリス―英軍派遣をめぐる思惑―第二軍黄河渡河の政戦両略の意義に関する考察―北支那方面軍における蒋介石否認論の形成と占領地の拡大について― 岡部直晃
通州事件の住民問題―日本居留民保護と中国人救済― 広中一成
いわゆる「南京事件」の不法殺害―その規模と要因― 原剛
第二篇 長期戦の諸相―経済と法―
日本の対中経済封鎖とその効果(1937~1941)―日本海軍の海上封鎖作戦を中心に― 荒川憲一
天津事件と日英中関係―抗日分子の裁判権をめぐって― 王文隆
(土屋清香訳)
汪兆銘「南京国民政府」の法的地位と日中戦争―英国による不承認と国際法・英国外務省文書の検討― 臼杵英一
「戦陣訓」と日中戦争―軍律から見た日中戦争の歴史的位置と教訓― 幡新大実
第三篇 大後方・共産党・CBI
抗日戦争期大爆撃の影響下における重慶市民の心理的反応 張瑞徳
(湯川真樹江訳)
山東抗日根拠地における民兵 馬場毅
対中軍事援助とヒマラヤ越え空輸作戦―政治的効果と軍事的効果― 西澤敦
北ビルマ・雲南戦線における日本軍の作戦展開と「慰安婦」達 浅野豊美
第四篇 インテリジェンス・プロパガンダ・メディア
《研究ノート》日中戦争における日本軍のインテリジェンス 小谷賢
「藍衣社」・「CC団」・情報戦―日中戦争下の暗闘― 岩谷將
太平洋戦争下におけるアメリカと中国共産党のインテリジェンス関係 佐々木太郎
日中戦争期における重慶発ラジオ放送とその内容 川島真
中国国民党中央宣伝部国際宣伝処の対米宣伝工作―エージェントの活動を中心に― 中田崇
日中戦争期の新聞業界再編成 駄場裕司
第五篇 書評と研究文献目録
《書評》野村乙二朗編『東亜聯盟期の石原莞爾資料』 高橋勝浩
《研究文献目録》日本語・英語・中国語文献(1997~2007年) 長谷川怜
広中一成
軍事史関係史料館探訪
(45)中国における抗日戦争記念館 原剛
(46)しょうけい館(戦傷病者史料館) 植野真澄

・通巻173号 第44巻 第1号(2008年6月)
<特集・戦争と芸術>
(巻頭言)戦争と芸術 芳賀徹
「陸軍」と「美術」―陸軍美術協会の活動と地方展開― 平瀬礼太
「戦争」をめぐる芸術表現とその想像力―日中戦争から太平洋戦争期における変容と連続― 副田賢二
歌川国芳が描く蒙古襲来 太田弘毅
(研究ノート)中国の朝鮮戦争への参戦と「文芸形式」による抗米援朝宣伝―抗米援朝運動初期における中国文芸作家ならびに、漫画制作者の創作上の課題とその実相―
服部隆行
-------------------------------------------------------------------------
デタント期におけるイギリスとキッシンジャー1973-1975年―軍事用スペイ・エンジンの対中輸出を中心に― 和田龍太
(研究ノート)幻の日本人部隊―脱植民地化期ジャワにおける残留日本兵の役割― 林英一
(書評)小林道彦『桂太郎』 櫻井良樹
(軍事史関係資料館探訪47)聖徳記念絵画館 林洋子

・通巻174号 第44巻 第2号(2008年9月)
<特集・戦争と音楽>
《巻頭言》戦争と音楽
片山杜秀
京極高鋭の思想と行動―昭和戦中期の政治と音楽― 古川隆久
幕末の様式軍楽について―陸軍軍楽を中心として― 淺川道夫
前原康貴
(研究ノート)昭和初期における海軍軍楽隊と地域―呉海兵隊付軍楽隊と「音楽都市」呉を事例に― 桑原功一
(研究余滴)総力戦と音楽―エドワード・エルガーの世界大戦― 等松春夫
(研究余滴)軍事と平時の音楽隊 谷村政次郎
(研究余滴)香取神宮の「おらんだ楽隊」 山本哲也
軍楽関係文献目録 淺川道夫
谷村政次郎
-------------------------------------------------------------------------
(研究ノート)帝国陸軍「革新」志向諸グループと反「長閥」運動―レトリックとしての反「長閥」― 堀 茂
(研究余滴)続 人事記録・聯合艦隊司令部―豊田・小沢司令部― 横谷英暁
(書評)虎頭要塞日本側研究センター『虎頭要塞―2005年4月から2007年6月 第5回~8回 虎頭要塞日中共同学術調査団日本側調査研究報告書―』 竹本知行
(軍事史関係史料館探訪48)佐賀県立名護屋城博物館 太田弘毅

・通巻175号 第44巻 第3号(2008年12月)
<特集 戦争裁判>
《巻頭言》文民統制の難問 秦 郁彦
東京裁判と日本の対応―「国家」と「個人」― 日暮 吉延
山下奉文裁判にみるアメリカの政策意図―「統合参謀本部指令六二六一二号」と一一・一二指令」― 佐藤 秀信
「人民の義憤」を超えて―中華人民共和国の対日戦犯政策― 大澤 武司
(研究余滴)1949年マンシュタイン裁判 守屋 純
(戦史史話)映画に描かれた戦犯裁判―「明日への遺言」と「私は貝になりたい」― 磯野 圭作
--------------------------------------------------------------------------------
(研究ノート)ソ連の対日諜報活動:ゾルゲ工作以前―ロシア国立軍事公文書館史料の紹介を中心に― 富田 武
(戦史史話)小倉に落ちなかった原爆 秋吉 美也子
(戦史史話)太平洋戦争期、蘭印におけるドイツ人の諸問題 大庭 定男
(書評)井口武夫『開戦神話』 三輪 公忠
(書評)服部龍二『広田弘毅―「悲劇の宰相」の「実像」―』 白石 仁章
(書評)宇田川武久編『鉄砲伝来の日本史―火縄銃からライフル銃まで―』 佐藤 和夫
(書評)保谷徹『戊辰戦争』 淺川道夫
(軍事史関係史料館探訪49)撫順平頂山惨案紀念館 広中一成

・通巻176号 第44巻 第4号(2009年3月)
<特集 日本のシー・パワー>
《巻頭言》海!輝けるその未来に! 藤田 幸生
特集「日本のシー・パワー」に寄せて 影山 好一郎
平成20年度(第42回)軍事史学会年次大会特別企画
 (1)パネル・ディスカッション「軍事史研究と戦争展示」
   パネラー:鈴木淳、原剛、戸高一成、田村恵子 司会:庄司潤一郎
 (2)共通論題「日露戦争期の海軍工廠の実態と役割」
   〈第一報告〉軍器独立と明治期の横須賀海軍工廠 平間 洋一
   〈第二報告〉呉海軍工廠の発展と役割 千田 武志
   〈第三報告〉日露戦争期の各海軍工廠の生産体制 奈倉 文二
佐倉藩の相州警備に関する一考察 山本 哲也
海洋限定戦争としての日清戦争 平野 龍二
北洋海軍と日本 馮 青
揺籃期の潜水艦沈没事故に見る日本海軍潜水艦戦不振の遠因 山本 政雄
(研究ノート)「海軍」から「海自」へ アレッシオ・パタラーノ
(矢吹 啓訳)
(戦史史話)沖縄海上特攻 池田 武邦
(史料紹介)呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)所蔵史料について 畑野 勇
(書評)立川京一・石津朋之・道下徳成・塚本勝也編『シー・パワー』 石川 泰志
(書評)ジャック・チョーカー、小菅信子、朴裕河、根本敬著・根本尚美訳『歴史和解と泰緬鉄道』 黒沢 文貴
(軍事史関係史料館探訪50)大山祇神社 紫陽館国宝館 太田 弘毅

・通巻177号 第45巻 第1号(2009年6月)
<特集 日本陸軍とアジア>
《巻頭言》逆説“所見なし” 野村 乙二朗
明治時代の対チベット接近策 篠原 昌人
満洲事変におけるハルビン進攻過程 種稲 秀司
(研究ノート)明治六年「征韓論」における軍事構想 諸星 秀俊
(史料紹介)福島安正参謀本部第二部長訓示「列国ノ現状ニ付テ」 柴田 紳一
(戦史史話)軍人のシルクロード 長嶺 秀雄

「文明の日本」と「野蛮の中国」 三輪 公忠
(書評)山本七平『洪思翊中将の処刑』(上)(下) 武内 淳
(軍事史関係史料館探訪51)種子島開発総合センター・種子島博物館(鉄砲館) 太田 弘毅

・通巻178号 第45巻 第2号(2009年9月)
<特集 日本海軍をめぐる諸問題>
《巻頭言》海軍の警備任務 市来 俊男
軍縮期における海軍志願兵の志願状況 駄場 裕司
ロンドン会議後の財部彪海相後継問題 太田 久元
海上護衛参謀大井篤の戦後「海軍再建」構想 畑野 勇
(研究ノート)海軍よりみた小磯国昭内閣 手嶋 泰伸
(研究余滴)船舶等の保護のための軍艦外務令及び関連規則 児島 健介
(史料紹介)市村忠逸郎「思出の記」 守屋 純

ベトナム戦争初期における山岳民族部隊 松岡 完
(研究ノート)日清・日露戦間期の軍縮問題 高橋 衛
(書評)中村悌次『生涯海軍士官』 千々和 泰明
(戦跡探訪)台湾に残る鳳山海軍無線電信所跡 原 剛
(軍事史関係史料館探訪52)鎮西身延山本仏寺 寺宝館 太田 弘毅

・通巻179号 第45巻 第3号(2009年12月)
<特集 日中戦争の時代>
《巻頭言》二つの『日中戦争』 戸部 良一
米国と「満洲国」 井口 治夫
日中戦争におけるアメリカの対ドイツ・ソ連認識 高光 佳絵
日中戦争時期の中華民国陸軍大学 細井 和彦
新四軍の「後勤工作」について 三好 章
国立故宮博物院からの金属製文物の対日「献納」 広中 一成
(史料紹介)『抗日戦争期中国国情史料匯編』 江 沛
(毛利 亜樹訳)

(研究ノート)残留兵の比較史・序説 林 英一
(研究余滴)現在と過去の七月二十日事件 原 信芳
(書評)三輪芳朗『計画的戦争準備・軍需動員・経済統制』 荒川 憲一
(軍事史関係史料館探訪53)中国第二歴史档案館 広中 一成

・通巻180号 第45巻 第4号(2010年3月)
<特集 日中戦争をめぐる歴史認識>
巻頭言「日中戦争のプリズム」 マーク・ピーティー
(等松春夫訳)
分断された記憶と和解 ダニエル・スナイダー
マーク・ピーティー
(青木義幸訳)
中国歴史教科書の特徴と問題点 マーク・ピーティー
(青木義幸訳)
時代とともに変化してきた抗日戦争像 一九四九~二〇〇五 王 雪萍
台湾における「大東亜戦争」の記憶 一九四三年~五三年 藍 適齊
(安部由紀子訳)
(研究ノート)蒋介石の日中戦争期和平交渉への認識と対応 馮 青

ノモンハン航空戦再考 源田 孝
(研究ノート)仙台二中移転問題に見る軍用地払下げの展開過程 手嶋 泰伸
(研究余滴)ノモンハン事件の軍事考古学的考察 辻田 文雄
(書評)笠原十九司『「百人斬り競争」と南京事件』 原 剛
日中戦争研究文献目録Ⅱ(二〇〇八~二〇一〇年) 長谷川 怜
広中 一成
(軍事史関係史料館探訪54)福島県立図書館佐藤文庫 長谷川 怜

・通巻181号 第46巻 第1号(2010年6月)
<特集 戦争史研究と日本近現代史研究をふりかえって>
《巻頭言》「記憶研究と戦争史の新地平」 油井 大三郎
特集にあたって 黒沢 文貴
戦争史研究をふりかえって
 日中戦争をめぐる研究動向 戸部 良一
 太平洋戦争史研究の現在 波多野 澄雄
 朝鮮戦争史研究の一〇年 赤木 完爾
日本近現代史研究をふりかえって
 日本近代史研究回顧 升味 準之輔
 近代史の中の地方研究に携わって 金原 左門
 私の日本近代史研究の歩み ジョージ・アキタ
 日本近代史 研究と史料 伊藤 隆
 日本近代史研究の歩み 鳥海 靖
 軍事関係史料の調査・整理・研究 原 剛

(研究余滴)調査記録・聯合艦隊司令部附(上) 横谷 英暁
(書評)太田弘毅編著『元寇役の回顧』 佐藤 和夫
(軍事史関係史料館探訪55)沖縄県公文書館の軍事関係史料 仲本 和彦

・通巻182号 第46巻 第2号(2010年9月)
<特集 軍事と衛生>
《巻頭言》軍事と衛生 東 威志
旧日本軍の兵食-コメはパンに敗れた?- 秦 郁彦
明治期陸軍軍医の養成・補充制度 熊谷 光久
日清・日露戦争期の呉海軍病院の活動と特徴-広島陸軍予備病院との比較を通じて- 千田 武志
迅速且完全なる壊滅-長崎の惨禍と初期医療救護- 小菅 信子
(研究ノート)日本赤十字社の戦時救護事業と陸海軍 河合 利修
(研究ノート)陸軍の衛生要員補充制度の成立過程 鈴木 紀子

ジラード事件の再検討-台湾における事例との比較を中心として- 池田 直隆
(書評)黒沢文貴・河合利修編『日本赤十字社と人道援助』 秦 郁彦
(軍事史関係史料館探訪56) 陸上自衛隊衛生学校 医学情報史料室 彰古館 喜多 義人
(軍事史関係史料館探訪57) 日本赤十字豊田看護大学赤十字史料室 河合 利修

・通巻183号 第46巻 第3号(2010年12月)
<特集 維新の戦乱>
《巻頭言》戊辰東北戦争への一視角 田中 正弘
撒兵隊と戊辰房総の戦乱 山本 哲也
陸軍建設初期の大島貞薫 竹本 知行
(研究ノート)西南戦争における政府の対応と海軍の行動―海上封鎖活動を中心に― 鈴木 隆春
(戦史史話)山国隊遺品実見記 前原 康貴
(戦史史話)金子與三郎清邦と上ノ山藩 磯野 圭作
(史料紹介)西南戦役における薩軍小隊名簿 鈴木 徳臣

安奉線改築問題と日本陸軍 岸田 健司
(研究余滴)調査記録・聯合艦隊司令部附(下)―昭和十九年~昭和二十年― 横谷 英暁
(戦史史話)陸軍主計少尉・川守田榮の八月十五日 川守田 健雄
(書評)保谷徹『幕末日本と対外戦争の危機―下関戦争の舞台裏―』 淺川 道夫
(書評)石津朋之・永末聡・塚本勝也編著『戦略原論―軍事と平和のグランド・ストラテジー―』 吉本 隆昭
(軍事史関係史料館探訪58) 飯能市郷土館 淺川 道夫

・通巻184号 第46巻 第4号(2011年3月)
<特集 兵器開発と生産>
《巻頭言》軍事史・技術史・産業史―「武器移転」と「軍器独立」― 奈倉文二
日本陸軍の兵器研究思想の変遷―戦間期の兵器研究方針を中心に― 横山久幸
防護巡洋艦「畝傍」の建造―区画構造を中心に― 飯窪秀樹
日清戦争期の呉軍港における兵器工場の建設と生産 千田武志
第一次世界大戦期の日本爆発物会社と技術移転―英国政府及び出資者との関係を中心に― 奈倉文二
(研究ノート)前弩級としての富士型戦艦―技術面での国際比較の視点から― 小野圭司
(研究ノート)作戦機の防弾装備における陸海軍の相違―航空運用理論を中心として― 由良富士雄
(研究ノート)ニューギニア戦にみる日本陸軍の飛行場設定 小数賀良二
(史料紹介)陸軍技術本部編刊・雑誌『軍事と技術』所在一覧 原剛
(書評)鈴木淳『科学技術政策』 淺川道夫
(書評)佐藤鉄太郎『元寇後の城郭都市博多』 佐藤和夫
(軍事史関係史料館探訪59)平賀譲デジタルアーカイブ 大和裕幸

・通巻185号 第47巻 第1号(2011年6月)

<特集 転換期東アジアと日本海軍>

《巻頭言》歴史研究のための、レファレンス専門施設の必要性 戸高一成
海難事故としての「千島艦事件」に関する考察 山本政雄
日本海軍と「潜水艦事件」―作戦立案から東京裁判まで― 宇田川幸大
海上自衛隊の発足と米海軍・旧日本海軍軍人―艦艇建造再開の過程とその背景― 畑野勇
(研究ノート)シンガポール海軍基地と日英関係―ワシントン条約第十九条成立をめぐって― 山本文史
(研究ノート)日本海軍としての昭和二年南京事件 五十嵐憲
(研究余滴)聯合艦隊(海軍総隊)司令部集合写真氏名表 横谷英暁

日露戦争初期における陸海軍の協同作戦―戦略目標に対する努力の統一― 平野龍二
(研究ノート)ビルマ独立・対印工作とインパール作戦 野村佳正
(書評)柴山太『日本再軍備への道』 池田直隆
(軍事史関係史料館探訪60)元寇史料館 太田弘毅

・通巻186号 第47巻 第2号(2011年9月)

特集 技術開発体制と兵器運用

《巻頭言》帝国陸海軍の技術の先見性と展開の壮大さ 槇原伸一
戦間期日本陸軍の技術将校制度 鈴木淳
建軍期の日本陸軍にみる兵器統一への試み 淺川道夫
(研究ノート)日本陸軍における初期の伝書鳩導入 柳澤潤
(研究ノート)江戸時代前期の大砲と砲手・砲術家 久保田正志
(史料紹介)平安神宮所蔵の明治初期軍用銃について 淺川道夫・前原康貴

冷戦とアイゼンハワー政権の対外原子力政策 李炫雄
(書評)望月澄男『弥生土器、海軍砲、新技術で近代史を彩った有坂<ショウ>蔵』 横山久幸
(書評)淺川道夫『江戸湾海防史』 竹本知行
(書評)ゲルト・ユーバーシェア、ヴァンフリート・フォーゲル著、守屋純訳『総統からの贈り物』 原信芳
(軍事史関係史料館探訪61)陸上自衛隊武器学校・予科練平和記念館 横山久幸
(軍事史関係史料館探訪62)総統大本営「狼の砦」(ヴォルフスシャンツェ) 池田直隆

・通巻187号 第47巻 第3号(2011年12月)
特集 慰霊と顕彰をめぐる諸問題
《巻頭言》「慰霊」と「顕彰」という両義性 大原康男
(特別寄稿)日本に眠るポーランド人たち エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ
慰霊と顕彰の都市空間 本康宏史
戦没者・兵役従事者の慰霊追悼と陸軍墓地 横山篤夫
慰霊の「公共空間」としての靖國神社 藤田大誠
東部ニューギニア地域における遺骨収集と慰霊巡拝の展開 中山郁
(研究ノート)第六潜水艇遭難者記念碑の建設経緯に関する一考察 山本政雄
(研究余滴)慰霊施設としてのホーエンザルツブルク 小島郁夫
(研究余滴)荻洲立兵陸軍中将とノモンハン戦没者への慰霊 水谷英志
(戦跡探訪)幕末期の霊明舎と長州毛利家 中村武生
(書評)田中宏巳『マッカーサーと戦った日本軍』 葛原和三
(書評)秦郁彦『病気の日本近代史』 河合利修
(軍事史関係史料館探訪63)マッカーサー記念館 池田直隆

・通巻188号 第47巻 第4号(2012年3月)
特集 諸外国の軍事史
《巻頭言》「外国の軍事史研究の意義と課題」吉本隆昭
ドイツ啓蒙主義の〈軍隊〉 ―フリードリヒ二世とカントの軍隊観から―馬原潤二
アメリカ陸軍参謀部の創設と「戦争の進化」への対応草野貴彦
(研究ノート)ナチス・ドイツ軍事費の信用リスク移転 ―事前金融とクレジット・デフォルト・スワップ―原信芳
(研究ノート)マダガスカルにおける日露戦争中のバルチック艦隊調査稲葉千晴
(研究余滴)フランス革命研究と軍隊・戦争 ―『フランス革命史年報』(一九二四〜二〇一〇年)を中心に―竹村厚士
(研究余滴)“バルバロッサ”作戦に関する神話守屋純

(史料紹介)珊瑚海海戦での空母「翔鶴」の損傷状況調査に関する稲川造船中佐メモ稲川健太郎
(戦史史話)高橋八郎氏戦時回想録 上
   ―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ―
高橋八郎/太田弘毅
(書評)ラルフ・プレーヴェ著、阪口修平監訳、丸畠宏太・鈴木直志訳『一九世紀ドイツの軍隊・国家・社会』原信芳
(書評)A・R・ミレット、P・マスロウスキー著、防衛大学校戦争史研究会訳『アメリカ社会と戦争の歴史―連邦防衛のために―』池田直隆
(軍事史関係史料館探訪64)アメリカ国立航空宇宙博物館源田孝

・通巻189号 第48巻 第1号(2012年6月)
特集 災害と軍隊
巻頭言「赤十字の原点」近衞忠煇
東日本大震災と自衛隊君塚栄治

日露戦争期に発生した芸予地震と呉海軍病院における救護活動千田武志
関東大震災における軍事動員と非罹災地の動向 ―新潟県の事例を中心に―吉田律人
(研究ノート)関東大震災における米国の支援活動の役割と影響齋藤達志
(研究ノート)昭和期の軍隊による災害・戦災救援活動―衛戍令、戦時警備及び防空法の関係から―大井昌靖
(研究ノート)愛知県における警防団―愛知県公報にみる昭和戦時期の国民保護組織―小島郁夫
(史料紹介)大正十二年内田康哉日記高橋勝浩
(史料紹介)赤十字国際委員会と岩倉使節団との邂逅黒沢文貴
災害派遣と陸上自衛隊―創隊以来六一年間の人的派遣実績―和泉洋一郎
(体験者の証言①)阪神・淡路大震災と危機管理関 芳雄
(体験者の証言②)災害出動に見た陸自の面目赤間幸夫
(体験者の証言③)有珠山災害派遣―温泉街住民救出作戦―小松次一
(体験者の証言④)雲仙普賢岳災害派遣土持秀喜

(研究ノート)日露戦役の戦利品が生んだ洋琴伝説―水戸市大場小学校に伝わる戦利ピアノを中心に―寺村安道
(書評)佐藤守男『情報戦争と参謀本部―日露戦争と辛亥革命―』花田智之
(軍事史関係史料館探訪65)トルコ記念館喜多義人
(軍事史関係史料館探訪66)イスタンブール軍事博物館 池田直隆

・通巻190号 第48巻 第2号(2012年9月)
特集 軍縮・軍備管理
巻頭言「核兵器のない世界を志向する外交政策」宮川眞喜雄
通常兵器の移転に関する国際規制の歴史と現状―冷戦終結後の進展とその限界―榎本珠良
一九一九年の対中国武器禁輸協定と兵器同盟策の挫折―競争力の低下と協定順守のジレンマ―横山久幸
八八艦隊計画と大正期の財政政策―ワシントン会議前の建艦競争の持続可能性―小野圭司
(研究ノート)軍縮期の兵器生産とワシントン会議に対する海軍の主張―『有終』誌上の論説を例として―千田武志
史料紹介
建艦状況に関する海軍大学校での稲川技術大佐の講義メモ(昭和十七~十八年)稲川健太郎

明治後期における内務省の政策論理と兵事行政伊勢弘志
(研究余滴)珊瑚海海戦における日本側の索敵について―五月七日を中心に―横谷英暁
(戦跡探訪)トラック島(前編)和泉洋一郎
(戦史史話)高橋八郎氏戦時回想録 中―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ―高橋八郎/太田弘毅
(書評)横井勝彦・小野塚知二編著『軍拡と武器移転の世界史―兵器はなぜ容易に広まったのか―』横山久幸
(書評)荒川憲一『戦時経済体制の構想と展開―日本陸海軍の経済史的分析―』影山好一郎
(軍事史関係史料館探訪67)ウィーン軍事史博物館池田直隆

・通巻191号 第48巻 第3号(2012年12月)

特集 軍事をめぐる国際交流

巻頭言「軍事史から見る伊豆」 佐藤三武朗
(特別寄稿)日英戦後和解 一九九四-一九九八年 沼田貞昭
一七世紀における日独軍事交流史の始まり―ハンス・ヴォルフガング・ブラウンの業績を中心に― A・H・バウマン
(研究ノート)シベリア出兵における軍事関係―米国シベリア派遣軍司令官を中心に― 加藤博章
(史料紹介)中山寛六郎関係文書「巡欧日誌」 村中朋之

ソ連軍(ロシア側)史料等からみた張鼓峯事件 笠原孝太
キッチナー改革の意義―第一次世界大戦における英領インドの軍事的貢献をめぐって― 和田応樹
(研究ノート)第二次山東出兵と支那駐屯軍 櫻井良樹
(戦跡探訪)トラック島(後編) 和泉洋一郎
(戦史史話)高橋八郎氏戦時回想録 下―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ― 高橋八郎/太田弘毅
(書評)大野直樹『冷戦下CIAのインテリジェンス』 池田直隆
(書評)馮青『中国海軍と近代日中関係』 相澤淳
(軍事史関係史料館探訪68)江川文庫 淺川道夫

・通巻192号 第48巻 第4号(2013年3月)
特集 近代軍事遺産と史跡
 巻頭言「軍事遺産と史跡」 千田 稔
特集にあたって 山近 久美子
特集「近代軍事遺産と史跡」座談会 葛原和三、濵田秀、淺川道夫、齊藤真一、吉田修、白石博司、原剛
幕末の海防遺跡について―上総国竹ヶ岡台場を中心に― 淺川道夫/山本哲也
(研究ノート)東京湾要塞小原台堡塁の建設の経緯とその構造の検証 ―発掘調査を契機として―
濵田 秀
(史料紹介)在郷軍人会都城支部機関誌『高千穂』 竹村茂紀
(史料紹介)南部九州における西南戦争の戦跡調査と文書史料 籾木郁朗
(戦跡探訪)消えた十五糎加農掩体の謎 葛原和三
(戦跡探訪)大湊警備府管区の軍事遺産 飛内 進

明治期日本海軍の課題と高等教育 ―海軍大学校の創設・改革と海軍の知的態度― 北川敬三
(研究ノート)一九三五年華北危機の深化と蔣汪分離への道 平賀 匡
(書評)上杉和央編『軍港都市史研究Ⅱ 景観編』 山近久美子
(書評)阪口修平編著『歴史と軍隊―軍事史の新しい地平―』 原 信芳
(軍事史関係史料館探訪69)ブルガリア国立軍事史博物館・ブルガリア海軍博物館 稲葉千晴

・通巻193号 第49巻 第1号(2013年6月)
特集 沖縄をめぐる軍事史
巻頭言「沖縄『密約』とは何であったか」 波多野澄雄
沖縄戦における住民問題 原剛
沖縄戦と米軍基地の底流にあるもの ―総力戦と文化破壊の観点から― 照屋佳男
日本による沖縄局地防衛責務の引受け ―「大陸防空」と沖縄の防空体制の連動― 小林伸嘉
(戦跡探訪)沖縄戦 葛原和三

ノモンハン戦敗北人事の決算 ―無断退却から自決強要まで― 秦郁彦
昭和戦前期日本軍の対ソ情報活動 宮杉浩泰
(研究ノート)検証近衛文麿・山本五十六会談 横谷英暁
(書評)坂口太助『太平洋戦争期の海上交通保護問題の研究―日本海軍の対応を中心に―』 駄場裕司
(書評)守屋純『独ソ戦争はこうして始まった』 稲葉千晴
(軍事史関係史料館探訪70)那覇駐屯地広報資料館「沖縄戦史模型」(ジオラマ) 葛原和三
(軍事史関係史料館探訪71)内閣府沖縄振興局沖縄戦関係資料閲覧室 原剛

・通巻194号 第49巻 第2号(2013年9月)
特集 治安戦と反乱の諸相
巻頭言「『治安戦』研究の進展のために」 笠原十九司
英国の対反乱ドクトリン 青井千由紀
満洲国の対「共産匪」施策 齋藤達志
(研究ノート)支那事変における日本の宣撫工作 小野田廉平

第三次インドシナ紛争に至るベトナム人民軍の対外認識と戦略 野口博史
日独伊三国同盟の「参戦義務」回避をめぐる言論界の動向 多比羅充
(史料紹介)元寇役についての軍歌・唱歌 太田弘毅
(戦跡探訪)香港攻略戦(前編) 和泉洋一郎
(書評)笠原十九司『日本軍の治安戦』 河野仁
(書評)松岡完『ケネディとベトナム戦争』 池田直隆
(書評)松浦正孝『「大東亜戦争」はなぜ起きたのか』 荒川憲一
(軍事史関係史料館探訪72)ドイツ連邦軍防衛技術研究資料館 小島郁夫

・通巻195号 第49巻 第3号(2013年12月)

◆特集 軍事と医療Ⅰ◆

巻頭言「軍事史と医史学」 酒井 シヅ
陸軍における脚気対策―日清戦争期に広島陸軍予備病院で実施された治療と看護を中心として― 坂村八恵
隅田寛
千田武志
病院船から多目的艦艇へ―歴史的考察と今後の展望― 小野圭司
陸軍における近代看護学の導入 鈴木紀子
(研究ノート)軍事と医療のジレンマ─トリアージの歴史について─ 尾立貴志
(史料紹介)陸上自衛隊衛生学校付設「彰古館」の鷗外森林太郎全集未収録資料(一) 木村益雄
西澤光義

イギリスにおける海軍削減の構想と挫折―ジョン・ノットの防衛改革、一九八一年― 篠﨑正郎
オランダ空母「カレル・ドルマン」日本寄航問題―西イリアン紛争と日本― 池田直隆
(戦跡探訪)香港攻略戦(後編) 和泉洋一郎
(書評)田嶋信雄『ナチス・ドイツと中国国民政府 一九三三―一九三七』 稲葉千晴
(軍事史関係史料館探訪73)舞鶴引揚記念館 長嶺睦

・通巻196号 第49巻 第4号(2014年3月)

◆特集 軍事と医療Ⅱ◆

巻頭言 「陸軍の脚気問題と堀内利国軍医監の功績」 千田武志
翻訳医書からみた幕末の軍陣医学 淺川道夫
泰緬鉄道の捕虜収容所における捕虜軍医の医療活動 小菅信子
(研究ノート)概説 戦傷病者に対する医療・援護体制 原 剛
(史料紹介)陸上自衛隊衛生学校付設「彰古館」の鷗外森林太郎全集未収録資料(二) 木村益雄・西澤光義

ソ連外交文書からみた張鼓峯事件 笠原孝太
一九三〇年代後半における日本海軍の対米・対英作戦戦略 小磯隆広
(戦史史話)インパール作戦に従軍して 岩瀬博・広中一成
(書評)小林道彦・黒沢文貴編著『日本政治史のなかの陸海軍』 戸部良一
三宅紹宣『幕長戦争』 竹本知行
(軍事史関係史料館探訪74)ハワイ・オアフ島 池田直隆

・通巻197号 第50巻 第1号(2014年6月)

◆特集 軍事と司法◆

巻頭言「軍法会議の二面性」 北博昭
陸軍刑法における反乱罪と裁判 新井勉
旧陸海軍軍法会議制度の実態 山本政雄
旧日本軍人の婚姻制度と問題点 笠井一希
(研究ノート)明治期の海軍における軍法会議の適用に関する一考察 大井昌靖

日本海軍と状況判断 北川敬三
(史料紹介)南太平洋海戦に関する稲川技術大佐のメモ 稲川健太郎
(戦跡探訪)メナド降下作戦 和泉洋一郎
(書評)熊谷光久『日本軍の精神教育』 淺川道夫
(書評)奈倉文二『日本軍事関連産業史』 荒川憲一
(軍事史関係史料館探訪75)国士舘大学図書館・情報メディアセンター 喜多義人
(軍事史関係史料館探訪76)館山市立博物館 山本哲也

・通巻198号 第50巻 第2号(2014年9月)

◆特集 新しい軍事史◆

巻頭言 「総合的戦争史と戦争観」 木村靖二
一九世紀ドイツの兵士 丸畠宏太
若きクネーゼベックと啓蒙 鈴木直志
「ラインの渡河」の表象 佐々木真
一八世紀イギリス陸軍兵士のアイデンティティ 辻本諭

日本海海戦前における対露情報収集活動 楠公一
日本海軍における特別任用士官制度の中止について 栗原靖
(戦跡探訪)パレンバン降下作戦 和泉洋一郎
(書評)北岡伸一『官僚制としての日本陸軍』 戸部良一
(書評)黒沢文貴『二つの「開国」と日本』 庄司潤一郎
(軍事史関係史料館探訪77)平和祈念展示資料館 太田久元

・通巻199・200合併号 第50巻 第3・4合併号(2015年3月)
『第一次世界大戦とその影響』
《巻頭言》第一次世界大戦 フィリップ・トウル
(河合利修訳)
《特集にあたり》近現代日本と四つの「開国」 黒沢文貴
特別寄稿
 第一次世界大戦の問題点 中井晶夫
 第一次世界大戦期のドイツ帝国 ゲルハルト・ヒルシュフェルト
(尾崎修治訳)
 イギリスと第一次世界大戦 フィリップ・トウル
(河合利修訳)
 アメリカの第一次世界大戦参戦とその第二次世界大戦後への長い影響 フォルカー・R・ベルクハーン
(鍋谷郁太郎訳)
 一九二〇年代における国際連盟とその支援団体―「ジュネーヴ精神」と影響力追求のあいだで― ジャン=ミシェル・ギウ
(松沼美穂、末次圭介訳)
第一篇 第一次世界大戦研究の現段階―研究動向と考察―
 ポスト冷戦期ドイツにおける第一次世界大戦史研究 鍋谷郁太郎
 今日のフランスにおける第一次世界大戦 ステファヌ・オードワン=ルゾー(剣持久木訳)
 フランスにおける大戦百周年―その「国民性」と「世界性」および歴史学の役割― 松沼美穂
 ソ連・ロシアにおける第一次世界大戦の研究動向 笠原孝太
 中国における第一次世界大戦の研究状況 馮青
第二篇 第一次世界大戦と海軍
 ジュトランド論争とビーティー 山口悟
 通商破壊戦の受容と展開―第一次世界大戦の教訓― 荒川憲一
 第一次世界大戦における海上経済戦とRMS Lusitania の撃沈 吉田靖之
 第一次世界大戦後の兵器産業における労働の変様―呉海軍工廠を中心として― 千田武志
第三篇 第一次世界大戦と陸軍
 第一次世界大戦におけるヒトラーの戦場体験 吉本隆昭
 第一次世界大戦の「タンク」から見た日本陸軍―陣地戦の兵器か、機動戦の兵器か― 葛原和三
 日本陸軍の世論対策―第一次世界大戦の影響としての「軍民一致」にむけた宣伝活動― 石原豪
 日本陸軍の思想戦―清水盛明の活動を中心に― 辻田真佐憲
 日本の占領地行政―第一次世界大戦の影響― 野村佳正
第四篇 第一次世界大戦の諸相
 イギリスの対ドイツ外交 一八九四―一九一四年―協調から対立、そして再び協調へ?― 菅原健志
 中国の第一次世界大戦参加問題と国会解散 味岡徹
 一九一四~一八年の「欧州大戦」と大倉組の「対露時局商売」 エドワルド・バールィシェフ
 第一次世界大戦による被害に対する追加救恤、一九二九年 井竿富雄
 第一次世界大戦が我が国の戦争経済思想に与えた影響―中山伊知郎の思想を中心に― 小野圭司
 総力戦時代の哲学―ハイデガーと京都学派― 轟孝夫
書評
  ジャン゠ジャック・ベッケール、ゲルト・クルマイヒ著、剣持久木・西山暁義訳『仏独共同通史 第一次世界大戦(上下)』 鍋谷郁太郎
横井勝彦編著『軍縮と武器移転の世界史─「軍縮下の軍拡」はなぜ起きたのか─』 横山久幸